こんにちは、管理人のdoggoです
愛犬との散歩の時間、もっと楽しく、もっと特別なものにしたいと思いませんか?
「散歩中におやつをあげるのは、甘やかしになるのかな?」「どんなタイミングであげれば、しつけに効果的なんだろう?」そんな風に悩んでいる飼い主さんは、実は少なくありません。
おやつは、ただの「ご褒美」ではありません。
正しい知識を持って使えば、愛犬とのコミュニケーションを深め、信頼関係を築くための最強のツールになるんです。
この記事では、散歩中のおやつに関するあらゆる疑問や不安を解消します。
おやつをあげるメリット・デメリットの正しい理解から、しつけに効果的なタイミング、愛犬に合ったおやつの選び方、そして思わぬトラブルを避けるための注意点まで、具体的で実践的な情報を詰め込みました。
この記事を読み終える頃には、あなたも自信を持っておやつを使いこなし、愛犬との散歩が今よりもっと充実した時間になっているはずです。
◆このサイトでわかる事◆
- 散歩中におやつをあげる基本的な考え方
- おやつが愛犬との絆を深める科学的な理由
- メリットを最大化する効果的なおやつの与え方
- しつけが劇的に楽になるおやつの活用術
- 愛犬にピッタリなおやつの選び方3つのポイント
- 散歩中のトラブルを未然に防ぐための注意点
- おやつに頼りすぎないコミュニケーションのコツ

愛犬の「食べない」に終止符を。手作り食レシピから生まれた『モグワン』
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- ヒューマングレードの原材料:人間が食べる食材と同等の高品質な素材を厳選。着色料や香料も不使用で安心です。
毎日のごはんは、愛犬の体を作る大切な基盤。 「美味しそうに完食する姿が見たい」という飼い主さんの願いを、モグワンが叶えます。
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犬の散歩でおやつとは?基本的な考え方を知ろう
◆この章のポイント◆
- そもそも散歩中におやつは必要?
- おやつが愛犬との絆を深める理由
- メリットとデメリットを徹底比較
「犬の散歩でおやつをあげるのって、どうなんだろう?」犬を飼い始めたばかりの方なら、一度は考えることかもしれませんね。
ある人は「しつけに良い」と言い、またある人は「甘やかしになる」と言う…。
一体どちらが本当なのでしょうか。
この章では、まず散歩中のおやつに対する基本的な考え方を整理していきましょう。
おやつが必要かどうかという根本的な問いから、それがどのようにして愛犬との関係性に影響を与えるのか、そしてもちろん、良い面と悪い面の両方をしっかりと見つめていきます。
ここを理解するだけで、おやつに対する漠然とした不安が、確かな知識へと変わっていくはずです。
そもそも散歩中におやつは必要?
結論から言うと、犬の散歩でおやつは「必須ではないが、非常に有効なツール」です。
おやつがなくても散歩はできますし、愛情を伝えることも可能です。
ですが、もしあなたが「愛犬にもっと集中してほしい」「しつけをスムーズに進めたい」「もっと深い信頼関係を築きたい」と願うなら、おやつは強力な味方になってくれます。
考えてみてください。
散歩中は、外の世界の様々な刺激(他の犬、猫、車の音、知らない人の匂いなど)でいっぱいです。
犬にとって、それはまるで遊園地のようなもの。
そんな中で飼い主の声に耳を傾けさせるのは、なかなか大変なことですよね。
ここでおやつが登場すると、犬の意識をグッとこちらに引き寄せることができます。
「飼い主さんに注目していると、良いことがあるぞ!」と学習させることで、散歩中のコミュニケーションが格段に取りやすくなるのです。
つまり、おやつは単なる食べ物ではなく、愛犬との対話を助ける「言葉」のような役割を果たしてくれる、と考えると分かりやすいかもしれません。
おやつが愛犬との絆を深める理由
おやつが愛犬との絆を深めるのには、ちゃんとした理由があります。
これは「ポジティブ・レインフォースメント(正の強化)」と呼ばれる学習理論に基づいています。
なんだか難しそうに聞こえますが、要は「良いことをしたら、良いことが起こる」というシンプルな原則です。
例えば、あなたが「おいで」と呼んだ時に、愛犬がすぐに来てくれたとします。
その瞬間に「偉いね!」と褒めながら特別なおやつをあげると、犬は「呼ばれたら行く→嬉しいこと(おやつ)がもらえる」と学習します。
この経験を繰り返すことで、犬は飼い主の指示を「聞くべき命令」ではなく「聞きたい合図」として捉えるようになるのです。
この「嬉しい」というポジティブな感情が、飼い主さん自身と結びつくことが何より重要。
「この人と一緒にいると、楽しいことがたくさん起こる!」と感じることで、飼い主さんへの信頼感や愛情、つまり「絆」が自然と深まっていくわけです。
私も昔は「おやつなんて…」と思っていましたが、実際に使ってみて、愛犬の目の輝きが変わったのを見た時は本当に驚きました。
メリットとデメリットを徹底比較
何事にも良い面と悪い面があるように、散歩中のおやつにもメリットとデメリットが存在します。
両方をしっかり理解した上で、賢く活用することが大切です。
まずはメリットから見ていきましょう。
- しつけの効率アップ:呼び戻しやヒール(横について歩く)など、特定の行動を教えやすくなる。
- 集中力の向上:周りの刺激から飼い主へ意識を向けさせやすくなる。
- 信頼関係の構築:「飼い主=楽しいことをくれる存在」と認識し、絆が深まる。
- 恐怖や不安の緩和:苦手な場所や音に遭遇した時、おやつで気を紛らわせ、ポジティブな印象に上書きできる。
一方で、デメリットや注意点も無視できません。
使い方を間違えると、かえって問題行動を引き起こす可能性もあります。
- 肥満のリスク:与えすぎはカロリーオーバーに直結する。
- おやつへの依存:おやつがないと言うことを聞かなくなる可能性がある。
- 拾い食いの誘発:地面に落ちているものへの執着が強くなることがある。
- 他の犬とのトラブル:おやつの匂いが他の犬を興奮させ、トラブルの原因になることがある。
どうでしょうか。
こうして見ると、デメリットは主に「与えすぎ」や「タイミングの間違い」といった飼い主の使い方に起因するものが多いことが分かります。
つまり、正しい知識さえ持っていれば、デメリットを最小限に抑え、メリットを最大限に引き出すことが可能なのです。
メリットを最大化する犬の散歩でおやつの与え方
◆この章のポイント◆
- おやつをあげるベストなタイミング
- しつけに効果的なおやつの活用術
- 1日の適切なおやつの量とは?
おやつのメリットとデメリットが分かったところで、次はいよいよ実践編です。
「じゃあ、具体的にどうやってあげればいいの?」という疑問にお答えします。
おやつを効果的に使うための鍵は、「タイミング」「活用術」「量」の3つ。
この章では、犬の学習能力を最大限に引き出し、かつ健康を損なわない、賢いおやつの与え方について深掘りしていきます。
単なる「ご褒美」から「魔法のしつけツール」へ。
おやつのポテンシャルを120%引き出すためのテクニックを、ぜひマスターしてください。
おやつをあげるベストなタイミング
おやつをあげる上で最も重要なのが「タイミング」です。
犬は、直前に行った行動とご褒美を結びつけて学習します。
タイミングが数秒ずれるだけで、「何に対して褒められたのか」が分からなくなってしまうのです。
では、どんな瞬間がベストタイミングなのでしょうか?
- 飼い主と目が合った瞬間:散歩中にふと愛犬があなたの顔を見上げた時。これは「ちゃんと意識してるよ」というサイン。すかさず褒めてあげましょう。
- 呼び戻しに応じた瞬間:「おいで!」の声にすぐ反応して戻ってきたら、最高の笑顔で迎えておやつをあげてください。
- 上手にヒール(横歩き)できた時:リードを引っ張らずに、飼い主の横を落ち着いて歩けた数秒間を褒めます。
- 他の犬や人を冷静にやり過ごせた時:興奮して吠えたり飛びついたりせず、スルーできたら「よく我慢できたね」と褒めてあげます。
- トイレが成功した時:ペットシーツの上など、決めた場所で上手にトイレができたら、すぐに褒めてあげることが大切です。
ポイントは、犬にしてほしい行動が「完了した直後」にあげること。
逆に、吠えている時やリードを引っ張っている時にあげてしまうと、その問題行動を褒めていることになってしまうので絶対にやめましょう。
「グッドタイミング」を逃さないことが、しつけ成功への近道です。
| POINT おやつは犬が望ましい行動をした「直後」にあげる タイミングがずれると効果は半減する 問題行動をしている最中には絶対にあげない 飼い主と目が合った瞬間は絶好のチャンス |
しつけに効果的なおやつの活用術
ベストなタイミングが分かったら、次はおやつの効果をさらに高める活用術です。
ただあげるだけでなく、ちょっとした工夫でしつけの効果は劇的に変わります。
まず、おやつをあげる前に「いい子」「グッド」といった褒め言葉(マーカー)を必ずセットで使いましょう。
「褒め言葉 → おやつ」の流れを繰り返すことで、犬は褒め言葉自体を「嬉しい合図」と認識するようになります。
将来的には、おやつがなくても褒め言葉だけで喜んでくれるようになるのが理想です。
また、「おやつをあげるよ」と見せびらかしてから指示を出すのはNG。
これでは「おやつがないと言うことを聞かない犬」になってしまいます。
おやつはサプライズ、つまり犬が良い行動をした後に「ご褒美として」ポケットから出すのが正解です。
「いつでももらえるわけじゃないんだ」と思わせることで、おやつの価値が高まり、犬の集中力も持続します。
うーん、これはどう説明したらいいか…人間で言えば、給料日をちらつかされて仕事をするより、サプライズボーナスをもらった方が嬉しい、みたいな感じですかね。
1日の適切なおやつの量とは?
しつけに効果的だからといって、おやつをあげすぎては元も子もありません。
愛犬の健康を守るためにも、1日の適切なおやつの量を必ず守りましょう。
一般的に、おやつで摂取して良いカロリーは、1日に必要な総摂取カロリーの10%以内が目安とされています。
これを20%までとする説もありますが、個人的には10%で管理するのが安全だと感じます。
1日の総摂取カロリーは、愛犬の体重、年齢、運動量、そして避妊・去勢手術の有無によって変わってきます。
まずは、普段あげているドッグフードのパッケージに記載されている給与量を確認し、そのカロリーを計算してみましょう。
例えば、1日のフードのカロリーが300kcalなら、おやつはその10%である30kcalまで、ということになります。
散歩中に使うおやつは、できるだけ小さくちぎれるものや、一粒あたりのカロリーが低いものを選ぶのがコツです。
そうすれば、カロリーを気にせず褒める回数を増やすことができますからね。
もし計算が難しい場合は、かかりつけの獣医師さんに相談してみるのが一番確実ですよ。
犬の散歩でおやつを選ぶ際の重要なポイント
◆この章のポイント◆
- 持ち運びやすさで選ぶ
- カロリーや成分で選ぶ
- 愛犬の年齢や健康状態に合わせる
- トレーニング用おすすめおやつ3選
さて、おやつの与え方がマスターできたら、次はおやつそのものに注目してみましょう。
ペットショップに行くと、本当にたくさんの種類のおやつが並んでいて、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
散歩やトレーニングで使うおやつには、実は「向き不向き」があります。
この章では、散歩のお供にピッタリなおやつを選ぶための3つの重要なポイントを解説します。
さらに、私が実際に使ってみて「これは良かった!」と感じたおすすめのおやつもこっそりご紹介します。
愛犬が喜ぶ顔を思い浮かべながら、最適な一品を見つけてあげましょう。
持ち運びやすさで選ぶ
散歩中に使うおやつで、まず見落とせないのが「持ち運びやすさ」です。
ベストなタイミングを逃さないためには、ポケットやトリーツポーチからサッと取り出せる必要があります。
手がベタベタになったり、ボロボロと崩れてしまったりするものは、正直言って散歩には向きません。
理想的なのは、小さくて硬さのあるボーロや、手で簡単にちぎれるドライタイプのおやつです。
ジャーキーのようなものでも、あらかじめキッチンバサミで5mm角くらいに小さくカットしておくと非常に便利です。
ここだけの話ですが、私はジップロックに小さくカットしたおやつを入れて、それをさらにトリーツポーチに入れるという二重構造で持ち歩いています。
こうすると、おやつの匂いが漏れにくく、他の犬を不必要に刺激するのを防ぐ効果もあるんですよ。
カロリーや成分で選ぶ
次に重要なのが、もちろん中身であるカロリーや成分です。
先ほどもお話しした通り、おやつは1日の摂取カロリーの10%以内に抑えるのが基本。
そのため、パッケージの裏にある成分表示を必ずチェックする癖をつけましょう。
特に「粗脂肪」の項目が低いものを選ぶと、カロリーを抑えやすくなります。
また、添加物にも注意が必要です。
着色料や保存料、甘味料などがたくさん使われているものは、できるだけ避けたいところ。
人間でもそうですが、素材そのものの味を活かしたシンプルなものが、結局は一番体に優しいんですよね。
鶏ささみや野菜を乾燥させただけのものなど、原材料が少なく、分かりやすいものを選ぶのがおすすめです。
愛犬の年齢や健康状態に合わせる
私たち人間が年齢によって食べるものが変わるように、犬のおやつもライフステージや健康状態に合わせて選んであげることが大切です。
例えば、まだ歯が完全に生えそろっていない子犬や、歯が弱くなってきたシニア犬には、硬すぎるおやつはNG。
ボーロやフリーズドライのおやつなど、口の中で溶けやすい、あるいは簡単に噛み砕けるものを選んであげましょう。
また、アレルギーを持っている子の場合は、原材料をしっかり確認することが不可欠です。
鶏肉アレルギーなら鹿肉や魚を使ったもの、小麦アレルギーならグレインフリー(穀物不使用)のものを選ぶなど、愛犬の体質に合わせた配慮が求められます。
もし腎臓や心臓などに持病がある場合は、おやつを選ぶ前に必ず獣医師に相談してください。
自己判断であげてしまうと、病状を悪化させてしまう危険性があります。
トレーニング用おすすめおやつ3選
「ポイントは分かったけど、具体的にどれがいいの?」という方のために、私が実際に使って良かったトレーニング用おやつを3つご紹介します。
もちろん、これはあくまで一例ですので、最終的にはご自身の愛犬の好みや体質に合わせて選んであげてくださいね。
1. フリーズドライのささみ・チーズ
軽くてベタつかず、持ち運びに最適です。
素材そのものなので嗜好性も高く、指で簡単に小さくできるので量の調整がしやすいのが魅力。
特にチーズは匂いが強いので、犬の集中力を引きたい時に効果絶大です。
2. 小粒のドッグフード
意外かもしれませんが、普段食べているドッグフードも立派なご褒美になります。
栄養バランスが計算されているので、あげすぎによる栄養の偏りを心配する必要がありません。
特に「ここぞ!」という場面ではなく、日常的なコミュニケーションで使うのにおすすめです。
1日の給与量の中から一部を取り分けておけば、カロリー計算も簡単です。
3. 無添加の犬用ボーロ
昔ながらの犬用ボーロは、子犬からシニア犬まで安心して与えられる定番おやつです。
サッと取り出せて、口溶けも良いので、タイミングを逃さずご褒美をあげられます。
砂糖や添加物が使われていない、野菜やヤギミルクなどで作られたものを選ぶと、より健康的ですね。
トラブル回避!犬の散歩でおやつの注意点
◆この章のポイント◆
- 他の犬がいる場所でのマナー
- 拾い食いや誤飲を防ぐために
- おやつに依存させない工夫
- アレルギーや肥満のリスク管理
さあ、いよいよ最後のステップです。
正しい与え方と選び方をマスターしても、思わぬところでトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。
散歩は、私たち飼い主と愛犬だけのものではありません。
他の人や犬たちと共有する公共の場です。
この章では、みんなが気持ちよく散歩を楽しむために、おやつを使う上で絶対に知っておくべき注意点やマナーについて解説します。
また、愛犬自身の健康や安全を守るためのリスク管理についても触れていきます。
楽しいはずのおやつの時間が、悲しい事故につながらないように、しっかりと心に留めておきましょう。
他の犬がいる場所でのマナー
他の犬がいる場所、特にドッグランや多くの犬が散歩する公園などでは、おやつの扱いに最大限の注意が必要です。
おやつの匂いは、犬を強く興奮させることがあります。
食べ物に執着が強い子や、アレルギーを持っている子もいます。
あなたの愛犬におやつをあげているつもりが、他の犬を刺激してしまい、ケンカやトラブルの原因になるケースは少なくありません。
基本マナーとして、他の犬が近くにいる時は、おやつをあげるのを控えるのが賢明です。
もしどうしてもあげる必要がある場合は、周囲に犬がいないことを確認し、サッとあげてすぐにしまいましょう。
そして、これは絶対に守ってほしいのですが、他の飼い主さんの許可なく、その方の犬におやつをあげるのは厳禁です。
良かれと思ってしたことが、その子の健康を害したり、しつけの妨げになったりする可能性があることを忘れないでください。
| POINT 他の犬が近くにいる時はおやつを控える 匂いがトラブルの原因になることを理解する 許可なく他人の犬におやつをあげない ドッグランなどでは特に注意が必要 |
拾い食いや誤飲を防ぐために
散歩中におやつを使うことで、犬が「地面に落ちている食べ物」に興味を持つようになり、拾い食いの癖がついてしまうことがあります。
これは非常に危険な行動です。
落ちているものの中には、タバコの吸い殻や腐った食べ物、さらには犬にとって毒となる植物などが含まれている可能性があるからです。
このリスクを防ぐためには、おやつは必ず飼い主の手から直接与えることを徹底してください。
地面に置いて与えたり、投げ与えたりするのはやめましょう。
「食べ物は、飼い主さんの手からしかもらえない特別なもの」と教えることが大切です。
もし愛犬が地面の匂いをクンクン嗅ぎ始めたら、「おいで」と声をかけて注意をそらし、飼い主の顔を見たら褒めておやつをあげます。
これを繰り返すことで、「地面より飼い主さんに注目した方が良いことがある」と学習させることができます。
おやつに依存させない工夫
「おやつがないと、うちの子なにもしないんです…」これは、おやつの使い方でよくある失敗談のひとつです。
おやつはあくまでコミュニケーションツールであり、それに依存してしまっては本末転倒です。
そうならないための工夫は、ズバリ「ご褒美のバリエーションを増やす」こと。
毎回おやつをあげるのではなく、「よくできたね!」という優しい声かけや、頭や背中を撫でてあげるスキンシップも、立派なご褒美になります。
大好きなおもちゃで少しだけ遊んであげるのも良いでしょう。
これを「ランダム報酬」と言い、いつ、どんなご褒美がもらえるか分からない状況を作ることで、犬は飽きることなくモチベーションを維持できます。
おやつ、褒め言葉、スキンシップをランダムに使い分けることで、「おやつ目当て」ではなく「飼い主さんに褒められること」自体が犬の喜びになっていくのです。
アレルギーや肥満のリスク管理
最後に、愛犬の健康に直結するリスク管理についてです。
まず肥満のリスク。
これは、前述した「1日の摂取カロリーの10%以内」というルールを徹底すること、そしておやつをあげた分、主食であるドッグフードの量を少し減らすことで管理できます。
定期的に体重を測り、ボディコンディションスコア(BCS)で体型をチェックする習慣をつけると、変化に気づきやすくなります。
次にアレルギーのリスク。
初めてあげるおやつは、必ず少量から試すようにしてください。
食べた後に、体を痒がったり、皮膚が赤くなったり、下痢や嘔吐をしたりしないか、数日間は注意深く観察しましょう。
偉そうに言ってますが、私自身、新しいおやつをあげて愛犬のお腹が緩くなってしまい、反省した経験があります…
何事も、愛犬の様子を一番に考えて、慎重に進めることが何よりも大切ですね。
犬の散歩でおやつに関するよくある質問
◆この章のポイント◆
- おやつを食べない時の対処法は?
- 手作りおやつでも大丈夫?
- おやつ以外の褒め方はある?
ここまで、犬の散歩でおやつを使うための様々な情報をお伝えしてきました。
しかし、実際にやってみると「あれ、こういう時どうするんだろう?」という新たな疑問が出てくるものです。
この章では、多くの飼い主さんが抱きがちな「よくある質問」をピックアップし、Q&A形式で分かりやすくお答えしていきます。
あなたの小さな疑問や不安が、ここでスッキリ解消されるかもしれません。
知識の最後のピースを埋めて、自信を持って愛犬との散歩に出かけましょう。
おやつを食べない時の対処法は?
散歩中に興奮していたり、何かに緊張していたりすると、食いしん坊な子でもおやつを食べないことがあります。
これは、犬がストレスを感じているサインかもしれません。
そんな時は無理に食べさせようとせず、まずはその場から離れて落ち着ける場所に移動してあげましょう。
また、単純におやつの好みが合わない可能性も考えられます。
普段はドライフードを食べている子に、ウェットタイプのおやつやフリーズドライの肉など、特別感のある、より嗜好性の高いものを試してみると、興味を示すことがあります。
いくつか種類を用意して、愛犬の「一番のお気に入り」を見つけてあげるのも楽しいですよ。
それでも食べない場合は、体調が悪い可能性もゼロではありませんので、元気や食欲、便の状態などを注意深く観察してください。
手作りおやつでも大丈夫?
もちろん大丈夫です!
手作りおやつは、添加物の心配がなく、アレルギーのある子にも安心して与えられるという大きなメリットがあります。
鶏ささみや砂肝、野菜などをオーブンやフードドライヤーで乾燥させるだけで、簡単に作ることができます。
ただし、注意点もいくつかあります。
まず、犬に与えてはいけない食材(玉ねぎ、チョコレート、ぶどう等)は絶対に使わないこと。
また、味付けは一切不要です。
そして、手作りおやつは保存料が入っていないため、傷みやすいです。
必ず冷蔵庫や冷凍庫で保存し、早めに使い切るようにしましょう。
愛情のこもった手作りおやつは、愛犬にとって最高のご馳走になるはずです。
おやつ以外の褒め方はある?
はい、たくさんあります。
むしろ、おやつだけに頼らない褒め方をマスターすることが、真の信頼関係を築く上で非常に重要です。
先ほども少し触れましたが、ご褒美は「おやつ」「言葉」「スキンシップ」「遊び」の4種類を使い分けるのが理想です。
- 言葉のご褒美:「いい子!」「上手!」「グッド!」など、いつも同じ短い言葉を使い、明るく高いトーンで褒めてあげます。
- スキンシップのご褒美:犬が喜ぶ場所(胸元、首の周り、背中など)を優しく撫でてあげます。頭を上からポンポン叩くのは、犬が威圧的に感じることがあるので避けましょう。
- 遊びのご褒美:大好きなおもちゃを取り出して、数秒間だけ引っ張りっこをしたり、軽く投げてあげたりします。
一番のご褒美は、大好きな飼い主さんが心から喜んでくれることです。
「あなたといると楽しい!」という気持ちが伝われば、おやつがなくても犬は喜んであなたの指示を聞いてくれるようになりますよ。
愛犬と楽しむ犬の散歩でおやつの総まとめ
本日のまとめ
- 散歩中のおやつは必須ではないが非常に有効なツール
- おやつはポジティブな感情と飼い主を結びつけ絆を深める
- メリットはしつけ効率化や集中力向上 デメリットは肥満や依存のリスク
- デメリットの多くは飼い主の正しい知識で回避できる
- おやつは犬が望ましい行動をした直後のタイミングであげるのが鉄則
- 褒め言葉とセットで使いおやつはサプライズとして出すのが効果的
- 1日のおやつの量は総摂取カロリーの10%以内を目安にする
- 散歩用のおやつは持ち運びやすく低カロリーなものを選ぶ
- 愛犬の年齢やアレルギーなど健康状態に合わせた選択が不可欠
- 他の犬がいる場所ではトラブル防止のためおやつを控えるのがマナー
- 拾い食いを防ぐためおやつは必ず手から直接与える
- おやつに依存させないため言葉やスキンシップなど褒め方の種類を増やす
- 初めてのおやつは少量から試してアレルギー反応がないか確認する
- 犬がおやつを食べない時は興奮や緊張のサインかもしれない
- 一番のご褒美は飼い主が心から喜んでくれること

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- 究極のグレインフリー:消化に負担をかける穀物を一切使わず、お腹にやさしいレシピを実現しました。
- ヒューマングレードの原材料:人間が食べる食材と同等の高品質な素材を厳選。着色料や香料も不使用で安心です。
毎日のごはんは、愛犬の体を作る大切な基盤。 「美味しそうに完食する姿が見たい」という飼い主さんの願いを、モグワンが叶えます。
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参考サイト
https://www.iris-pet.com/wan/shitsuke/12/
https://petokoto.com/articles/2153
https://inunavi.plan-b.co.jp/dog_walk_oyatsu/
https://www.anicom-sompo.co.jp/inu/shitsuke/story_01.html
https://dog.benesse.ne.jp/withdog/content/?id=125431


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