こんにちは、管理人のdoggoです
愛犬がしきりに耳をかきむしったり、頭をブルブルと振ったりする姿、見ていてとても辛いですよね。
「最近、なんだか耳のあたりを気にしているな…」「黒っぽい耳垢が増えた気がする…」そんな小さな変化は、もしかしたら犬の耳ダニが原因かもしれません。
耳ダニは、単なる耳の汚れとは全く違い、ミミヒゼンダニという寄生虫による感染症です。放っておくと、激しいかゆみで愛犬を苦しめるだけでなく、外耳炎や中耳炎といった深刻な病気に発展することもあります。正直言うと、自然に治ることはまずありません。
でも、安心してください。この記事では、犬の耳ダニについて、飼い主さんが知っておくべき全ての情報をまとめました。
症状の見分け方から、動物病院での治療、そしてご家庭でできる予防策まで、この記事を読み終える頃には、あなたは愛犬の耳の健康を守るための確かな知識を手にしているはずです。
◆この記事でわかる事◆
- 犬の耳ダニの正体と感染経路
- 見逃してはいけない7つの初期症状
- 耳ダニを放置した場合の深刻なリスク
- 動物病院での具体的な治療法とかかる費用
- 家庭で実践できる再発予防と日々のケア
- 飼い主さんから寄せられる「よくある質問」への回答
- 大切な愛犬を耳ダニの苦しみから守るための心構え

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- 殺虫剤不使用でペットに優しい: 食品添加物などの天然成分を使用。デリケートなワンちゃんのそばでも安心です。
- 「貼る」から誤飲を防げる: シートをしっかり固定できるので、おもちゃにして遊んだり、間違えて食べてしまうリスクを減らせます。
- ドッグベッドの奥まで徹底対策: 繊維にしがみついた生きたダニを、独自の誘引剤でシートの中へ誘導します。
- 3ヶ月間、貼るだけで手間いらず: 忙しい飼い主さんも、1度貼れば季節の変わり目まで放置OKで手間がかかりません。
- 死骸を飛散させない清潔設計: 集めたダニはシート内で封じ込めるので、アレルゲンが室内に舞い戻るのを防ぎます。
犬の耳ダニとは?
◆この章のポイント◆
- 正体は「ミミヒゼンダニ」という小さな寄生虫
- 主な感染経路と原因を解説
「犬の耳ダニ」という言葉はよく聞くけれど、その正体は一体何なのでしょうか。この章では、愛犬を苦しめる見えない敵の正体と、なぜ感染してしまうのか、その根本的な原因を解き明かしていきます。
ここが肝心なのですが、正しい知識を持つことが、的確な対策への第一歩となります。単なる汚れや細菌とは違う、寄生虫ならではの特徴を理解していきましょう。
正体は「ミミヒゼンダニ」という小さな寄生虫
犬の耳に寄生するダニの正体、それは「ミミヒゼンダニ(耳疥癬)」という、非常に小さな寄生虫です。
その大きさはわずか0.3mm~0.5mmほど。肉眼で見ることはほぼ不可能です。彼らは犬の耳の中に住み着き、耳垢や皮膚から出るフケなどをエサにして生きています。そして、驚くべきはその繁殖力。たった1ヶ月半ほどの寿命の間に、次々と卵を産み、耳の中で数を増やしていくのです。
このミミヒゼンダニのフンや唾液、そして動き回ること自体がアレルギー反応を引き起こし、犬に耐えがたいほどの激しいかゆみをもたらします。
私も以前、保護した子犬の耳を見て驚いたことがありますが、その耳垢の量は尋常ではありませんでした。これがただの汚れではなく、無数の生命活動の結果なのだと知ったときは、本当にゾッとしたものです。
主な感染経路と原因を解説
では、どうしてミミヒゼンダニは愛犬の耳にやってくるのでしょうか。
最も多い感染経路は、耳ダニに感染している他の動物との接触です。これは犬に限りません。猫やフェレットなど、他の動物からも感染する可能性があります。散歩中の挨拶、ドッグランでの交流など、犬同士が体を寄せ合うあらゆる場面に感染のリスクは潜んでいます。
特に、母犬が感染している場合、子犬は授乳などの接触を通じて高い確率で感染してしまいます。ペットショップやブリーダーから迎えたばかりの子犬で耳ダニが見つかることが多いのは、これが理由のひとつです。
また、数は少ないですが、感染した動物が使ったブラシやベッド、敷物などを介して感染することもあります。彼らは宿主から離れても数日間は生存できるため、油断はできません。清潔な環境を保つことが、間接的な感染を防ぐ上でとても重要になる、ということですね。
| POINT 耳ダニの正体は肉眼で見えないミミヒゼンダニ 他の感染動物との直接接触が主な感染経路 母犬から子犬への感染も非常に多い 生活環境を清潔に保つことが間接的な感染予防になる |
もしかして犬の耳ダニ?チェックしたい7つの初期症状
◆この章のポイント◆
- 異常なほど耳を痒がり、頭を振る
- コーヒーかすのような黒くカサカサした耳垢
- 耳から放たれる独特の嫌な臭い
- 耳の周りの皮膚が赤くなり、毛が抜ける
- 床や家具に耳をこすりつける行動
- 耳血腫(じけっしゅ)で耳が腫れることも
- 悪化すると外耳炎や中耳炎を引き起こす
犬は言葉を話せません。だからこそ、私たち飼い主が普段の行動から小さなサインを読み取ってあげることが何よりも大切です。
耳ダニの感染は、いくつかの特徴的な症状を引き起こします。ここでは、飼い主さんが「もしかして?」と気づくための7つのチェックポイントを具体的に解説します。
一つでも当てはまるものがあれば、注意深く観察し、早めに動物病院へ相談することを考えてみてください。結局のところ、早期発見が愛犬の負担を最も軽くするのです。
異常なほど耳を痒がり、頭を振る
犬が耳を痒がるのは、ある程度は自然なことです。
しかし、耳ダニによるかゆみは尋常ではありません。後ろ足で耳の付け根を激しく何度もかきむしったり、頭をブルブルと頻繁に振ったりするようになります。
あまりの痒さに、夜中に急に起きて掻き始める、といった行動が見られることもあります。これは、耳の中でダニが動き回ることによる直接的な刺激と、アレルギー反応の両方が原因です。
もし愛犬の「いつもの耳かき」とは明らかに違う、執拗な様子が見られたら、それは最初の危険信号かもしれません。
コーヒーかすのような黒くカサカサした耳垢
犬の耳ダニの症状として、最も特徴的なのが耳垢の変化です。
健康的で正常な耳垢は、黄色っぽく、わずかに湿っている程度です。しかし、耳ダニに感染すると、黒や茶褐色で、乾燥してカサカサした耳垢が大量に溜まります。
これはよく「コーヒーかすのよう」と表現されます。この黒い耳垢は、ダニの排泄物や血液、耳の分泌物などが混ざり合ってできたものです。
耳の入り口を覗いてみて、このような耳垢が見られたら、耳ダニの感染を強く疑うべきです。正直言うと、これほど分かりやすいサインは他にありません。
耳から放たれる独特の嫌な臭い
耳の健康状態は、臭いにも表れます。
耳ダニに感染し、耳の中で炎症が起きると、ツンとした酸っぱいような、独特の不快な臭いがすることがあります。
これは、増殖した耳ダニや細菌、そして炎症によって生じた分泌物が混ざり合うことで発生します。愛犬に顔を近づけたときや、耳のあたりを撫でたときに「あれ?」と感じるような、いつもと違う臭いがしたら、耳の中を確認してみてください。
臭いは、目に見えない耳の内部でトラブルが起きていることを教えてくれる重要なサインです。
耳の周りの皮膚が赤くなり、毛が抜ける
激しいかゆみは、耳の中だけにとどまりません。
犬は痒さのあまり、後ろ足の爪で耳の周りを容赦なく掻き壊してしまいます。その結果、耳の付け根や耳の後ろの皮膚が赤く炎症を起こしたり、ひどい場合には出血したり、毛が抜け落ちてしまったりします。
耳介(じかい)と呼ばれる耳の外側の部分が、フケっぽくなったり、かさぶたができたりすることもあります。耳の中だけでなく、耳の外側の皮膚の状態も合わせてチェックすることが大切です。
床や家具に耳をこすりつける行動
痒みが我慢の限界を超えると、犬は足で掻くだけでは飽き足らず、あらゆるものを使って痒みを鎮めようとします。
床やカーペット、家具の角、あるいは飼い主さんの足などに、痒い方の耳をしきりにこすりつける行動が見られるようになります。
まるで「ここが痒いんだ!」と訴えかけているかのようです。このような行動は、犬が相当なストレスを感じている証拠でもあります。愛犬がこんな行動をしていたら、ただちに耳の中を優しくチェックしてあげてください。
耳血腫(じけっしゅ)で耳が腫れることも
これは少し進行した場合の症状ですが、知っておくべき重要なサインです。
あまりにも激しく頭を振ったり、耳を掻きすぎたりすることで、耳介の中の血管が切れて内出血を起こし、耳が風船のようにパンパンに腫れあがってしまうことがあります。
これを「耳血腫(じけっしゅ)」と呼びます。触るとブヨブヨしており、犬は痛みを伴うため触られるのを嫌がります。
耳血腫は一度なってしまうと、治療に手術が必要になることもあり、耳の形が変形してしまう後遺症が残る可能性もあります。痒みから二次的に引き起こされる、深刻な症状の一つです。
悪化すると外耳炎や中耳炎を引き起こす
耳ダニの感染を放置してしまうと、痒みだけでは済みません。
耳の中の環境が悪化し、細菌や真菌(カビの一種)が二次的に繁殖しやすくなります。その結果、外耳炎を併発することが非常に多いです。
さらに炎症が耳の奥へと進むと、中耳炎や、まれに内耳炎にまで発展することもあります。ここまでくると、治療が長期化するだけでなく、聴力に影響が出たり、平衡感覚に異常をきたして首が傾いたままになる(斜頸)などの神経症状を引き起こすリスクも出てきます。
たかが耳ダニと侮ってはいけない、というのがよく分かりますよね。
犬の耳ダニを放置した場合の深刻なリスク
◆この章のポイント◆
- 症状が悪化し、聴力に影響が出る可能性
- 他の犬やペットにも感染が広がる
- 完治までの治療が長期化する
「そのうち治るかも」「ちょっと様子を見よう」その判断が、愛犬をさらなる苦しみへと追いやってしまうかもしれません。
犬の耳ダニは、自然治癒することがない寄生虫疾患です。放置することで、痒みや不快感が増すだけでなく、様々な深刻なリスクを引き起こします。
この章では、耳ダニを軽視することの危険性について、具体的に掘り下げていきます。知ることで、早期対応の重要性を改めて感じていただけるはずです。
症状が悪化し、聴力に影響が出る可能性
耳ダニを放置する最大のリスクは、症状が耳の奥深くへと進行してしまうことです。
最初は外耳道だけの問題だったものが、二次的な細菌感染などを引き起こし、鼓膜の向こう側にある「中耳」や、さらに奥の「内耳」にまで炎症が及ぶことがあります。
中耳炎や内耳炎にまで発展すると、治療が非常に困難になり、聴力に障害が残ってしまう可能性もゼロではありません。
また、内耳は体のバランスを司る三半規管がある場所。ここに異常が起きると、めまいを起こしたり、首が傾いたまま元に戻らない「斜頸」という後遺症が残ることもあります。たかが痒み、と軽く考えていると、取り返しのつかない事態になりかねないのです。
他の犬やペットにも感染が広がる
耳ダニは、非常に強い感染力を持っています。
もしあなたが多頭飼育をしている場合、一頭が耳ダニに感染すると、あっという間に同居している他の犬や猫にまで感染が広がってしまいます。一緒に遊んだり、同じベッドで寝たりする中で、耳ダニは次々と新しい宿主へと移っていくのです。
そうなると、全てのペットを同時に治療する必要が出てきてしまい、時間も費用も、そして何よりペットたちの負担も大きくなります。「うちの子だけ」の問題では済まない、ということを肝に銘じておく必要があります。ドッグランなど、他の犬と交流する場へ行く際にも、感染させてしまう側になるリスクを忘れてはいけません。
完治までの治療が長期化する
何事もそうですが、病気は早期発見・早期治療が鉄則です。
耳ダニの感染も例外ではありません。感染初期の、まだ耳ダニの数も少なく、炎症も軽度なうちであれば、比較的短期間で治療を終えることができます。
しかし、放置して慢性化し、外耳炎などを併発してしまうと、治療が複雑になり、完治までの期間が長引いてしまいます。耳ダニを駆除するだけでなく、細菌や真菌を抑えるための治療も必要になるからです。
治療が長引けば、それだけ愛犬が薬の投与や通院でストレスを感じる期間も長くなります。結局のところ、先延ばしにしても良いことは何一つないのです。
| POINT 放置は中耳炎や内耳炎のリスクを高め、聴力障害の可能性も 感染力が強く、同居ペットに簡単にうつってしまう 症状が進行すると治療が複雑化し、完治まで時間がかかる 早期発見・早期治療が愛犬の負担を最小限に抑える鍵 |
動物病院で行う犬の耳ダニの治療法と費用
◆この章のポイント◆
- 耳鏡検査と耳垢の顕微鏡検査
- 主な治療薬の種類(点耳薬・滴下タイプ)
- 治療期間と通院頻度の目安
- 治療にかかる費用相場
愛犬に耳ダニの疑いがある場合、自己判断は禁物です。必ず動物病院を受診し、正しい診断と治療を受けることが完治への最短ルートです。
この章では、実際に動物病院でどのような検査や治療が行われるのか、そして飼い主さんが気になる治療期間や費用の目安について、具体的にお伝えします。
病院に行く前に流れを知っておくことで、少しでも安心して臨めるはずです。獣医さんは、あなたと愛犬の最も頼れるパートナーですよ。
耳鏡検査と耳垢の顕微鏡検査
動物病院では、まず飼い主さんから症状や普段の様子などを詳しくヒアリングします。
その後、獣医師は「オトスコープ」という耳の中を拡大して見ることができる器具を使って、耳道の状態や耳垢の量、鼓膜の様子などを直接観察します。
そして、耳の中から綿棒などで耳垢を少量採取し、それを顕微鏡で調べる検査を行います。この検査で、動いているミミヒゼンダニの成虫や卵が確認できれば、耳ダニ症であると確定診断が下ります。
意外かもしれませんが、画面越しにうごめくダニの姿は、飼い主さんにとっても「これが原因だったのか」と納得できる瞬間でもあります。
主な治療薬の種類(点耳薬・滴下タイプ)
耳ダニ症の治療の基本は、耳ダニを駆除する薬(駆虫薬)の投与です。
現在主流となっているのは、首筋の皮膚に直接垂らすスポットオン(滴下)タイプの駆除薬です。これはノミやマダニの予防薬として使われているものに、耳ダニへの効果が加わっている製品が多く、安全性も高く非常に効果的です。
薬剤が皮膚から吸収され、全身にいきわたり、耳の中にいるダニを駆除します。
このほか、症状によっては駆虫薬成分の入った点耳薬を直接耳の中に投与したり、二次感染を抑えるための抗生剤や抗真菌薬、痒みを和らげるための消炎剤などが併用されることもあります。どの治療法を選択するかは、獣医師が犬の症状や年齢、体重などを考慮して総合的に判断します。
治療期間と通院頻度の目安
治療期間は、症状の重さや使用する薬の種類によって異なります。
スポットオンタイプの駆除薬は、通常1ヶ月効果が持続します。しかし、耳ダニは卵の状態では薬が効きにくいため、卵が孵化するサイクルに合わせて、1ヶ月後に再投与するなど、複数回の投薬が必要になるのが一般的です。
そのため、完治までには1ヶ月~2ヶ月ほどかかることが多いです。通院頻度も、初診の後は1~2週間後、その後は1ヶ月後など、獣医師の指示に従うことになります。
症状が改善したからといって、自己判断で投薬や通院をやめてしまうと再発の原因になるため、必ず獣医師の指示通りに治療を完了させましょう。
治療にかかる費用相場
動物病院の治療費は自由診療のため、病院によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
- 初診料:1,000円~2,000円
- 耳垢の検査費用:1,000円~3,000円
- 駆除薬(スポットオンタイプ):1,500円~3,000円(1回分)
- 耳の洗浄・処置料:1,000円~3,000円
- 点耳薬などの処方:1,000円~3,000円
合併症がなく、比較的軽度な場合であれば、初回の治療費は合計で5,000円~10,000円程度になることが多いでしょう。その後、複数回の通院と投薬が必要になることを考慮しておくと安心です。ペット保険に加入している場合は、補償対象となることが多いので、事前に確認しておきましょう。
家庭でできる犬の耳ダニの再発予防と対策
◆この章のポイント◆
- 獣医師推奨の定期的な駆除薬の投与
- 寝床やブラシなど生活環境の清掃と消毒
- 多頭飼いの場合に特に注意すべき点
動物病院での治療が終わっても、それで安心というわけではありません。耳ダニは再発の可能性がある病気です。
だからこそ、日頃からの予防意識が何よりも重要になります。この章では、ご家庭で実践できる具体的な再発予防策と、愛犬の耳を健康に保つためのケアについて解説します。治療という「守り」だけでなく、予防という「攻め」の姿勢で、大切な愛犬を耳ダニから守り抜きましょう。結局のところ、日々の小さな積み重ねが一番の防御策になるのです。
獣医師推奨の定期的な駆除薬の投与
犬の耳ダニを予防する上で、最も確実で効果的な方法は、定期的な駆除薬の投与です。
動物病院で処方されるスポットオンタイプの駆除薬の多くは、ノミやマダニだけでなく、耳ダニの予防効果も兼ね備えています。
月に一度、首筋に垂らすだけで、もし外部からダニが付着しても、本格的に寄生・繁殖する前に駆除することができます。
特に、散歩で他の犬とよく接触する子や、ドッグランによく行く子にとっては、必須の予防策と言えるでしょう。どの薬が愛犬に適しているか、必ず獣医師に相談して、適切な予防プログラムを立ててもらうことが大切です。
寝床やブラシなど生活環境の清掃と消毒
耳ダニは、犬の体から離れても数日間は環境中で生存することができます。
そのため、一度耳ダニが発見された場合はもちろん、日頃からの予防としても、愛犬が日常的に使用するものを清潔に保つことが重要です。
ベッドや毛布、タオルなどはこまめに洗濯し、できれば熱湯消毒や乾燥機にかけるとより効果的です。ブラシやクシ、おもちゃなども定期的に洗浄・消毒しましょう。
部屋の掃除も念入りに行い、抜け毛やホコリを取り除くことで、ダニが潜む場所を減らすことができます。目に見えないからこそ、意識的な環境整備が求められます。
多頭飼いの場合に特に注意すべき点
もし犬や猫を複数飼育しているご家庭では、特に注意が必要です。
前述の通り、耳ダニは非常に感染力が強いため、一頭が感染すると、他の子にもすぐにうつってしまいます。
そのため、一頭に耳ダニが見つかった場合は、症状が出ていなくても、同居している全てのペットを同時に検査・治療・予防するのが鉄則です。これを怠ると、ペット間でうつし合いを繰り返し、いつまでたっても完治しない「ピンポン感染」の状態に陥ってしまいます。
これはハッキリ言って非効率ですし、ペットたちの負担が増えるだけです。「一頭だけ治せば良い」という考えは絶対に捨ててください。
犬の耳ダニについてよくある質問
◆この章のポイント◆
- 犬の耳ダニは人間や猫にうつりますか?
- 市販の薬で犬の耳ダニは治せますか?
- 耳掃除はどのくらいの頻度で行うべき?
ここでは、犬の耳ダニに関して、飼い主さんから特によく寄せられる質問にお答えしていきます。インターネット上には様々な情報が溢れていますが、中には誤った情報も少なくありません。
多くの人が抱く疑問を解消することで、より正確な知識を持って、愛犬のケアにあたっていただければと思います。気になる点をスッキリさせて、自信を持って対処しましょう。
犬の耳ダニは人間や猫にうつりますか?
はい、うつる可能性があります。
犬の耳ダニ(ミミヒゼンダニ)は、猫にも感染します。そのため、犬と猫を一緒に飼っている場合は、同時に治療と予防を行う必要があります。
人間に関しては、非常にまれですが、一時的に皮膚に付着して痒みを引き起こすことがあります。ただし、ミミヒゼンダニは人間の皮膚上では繁殖できないため、寄生が定着することはなく、症状は一過性で済みます。とはいえ、感染している犬と過度に接触した後は、手洗いなどを心がけるとより安心です。
市販の薬で犬の耳ダニは治せますか?
市販薬での自己判断による治療は、推奨できません。
まず、その症状が本当に耳ダニによるものなのかを正確に診断できるのは獣医師だけです。似たような症状を示す外耳炎など、他の病気の可能性もあります。
また、市販されている薬の中には、耳ダニに効果がないものや、犬の耳の状態によっては使用が適さないものも含まれます。間違った薬の使用は、症状を悪化させる危険すらあります。必ず動物病院で正しい診断を受け、適切な医薬品を処方してもらうようにしてください。それが結局、最も安全で確実な方法です。
耳掃除はどのくらいの頻度で行うべき?
健康な犬の場合、過度な耳掃除はむしろ逆効果になることがあります。
耳には自浄作用があり、頻繁に掃除をしすぎると、耳の中の皮膚を傷つけたり、必要な常在菌まで取り除いてしまったりして、かえってトラブルの原因になることがあります。
基本的には、月に1~2回程度、耳の入り口付近の見える範囲を、専用のイヤークリーナーを染み込ませたコットンで優しく拭うだけで十分です。綿棒を耳の奥まで入れるのは絶対にやめましょう。ただし、耳ダニの治療中や、耳垢が溜まりやすい犬種の場合は、獣医師の指示に従った頻度と方法でケアを行ってください。
大切な愛犬を犬の耳ダニの苦しみから守るために
本日のまとめ
- 犬の耳ダニの正体はミミヒゼンダニという微小な寄生虫
- 主な感染源はすでに感染している他の動物との接触
- 特徴的な症状は激しい痒みと黒く乾燥した耳垢
- 頭を頻繁に振る、床に耳をこすりつける行動は要注意サイン
- 独特の不快な臭いや耳周りの皮膚炎も症状の一つ
- 放置すると外耳炎や中耳炎に発展し聴力に影響が出るリスクがある
- 感染力が強く同居ペットに広がるため同時治療が不可欠
- 診断は動物病院での顕微鏡検査によって確定される
- 治療は首筋に滴下するスポットオンタイプの駆虫薬が主流
- 完治には卵の孵化サイクルに合わせた複数回の投薬が必要
- 最も効果的な予防法は獣医師処方の駆除薬の定期的投与
- 生活環境を清潔に保つことも再発予防につながる
- 市販薬での自己判断は危険、必ず動物病院を受診すること
- 過度な耳掃除は避け、月1~2回のケアで十分
- 愛犬の小さな変化に気づき早期発見することが何より重要

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参考サイト
耳ダニに注意! – 動物病院 京都
犬の耳ダニとは?症状や原因、治療法、対処法を紹介 | 和漢・みらいのドッグフード公式ブログ
耳ダニのお話|カテゴリ|岐阜県岐阜市で犬・猫の専門診療を行うみのわ動物病院
ミミヒゼンダニ(耳ダニ・耳疥癬) 寄生虫(外部寄生虫) 犬・猫 川崎市幸区・中原区・川崎区/横浜市鶴見区 動物病院 | 院長ブログ
耳ダニ | 戸部ウータン動物病院のブログ

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