こんにちは、管理人のdoggoです
「最近、うちの子の目の周りがなんだか赤っぽい気がする…」「肉球がガサガサして硬くなっているけど、ただの乾燥かな?」
あなたも今、愛犬の皮膚のトラブルでこんな風に悩んでいませんか?
毎日撫でているからこそ気づく、ちょっとした変化。でも、それが病気なのか、様子を見ていいものなのか、判断するのは本当に難しいですよね。
実は私も以前、愛犬の鼻の頭がカサブタのようになったとき、「冬だから乾燥してるのかな?」と軽く考えてしまった経験があります。でも、それがなかなか治らなくて動物病院に行ったら、栄養バランスの問題を指摘されてハッとしたんです。
今回お話しするテーマは「犬の亜鉛不足の症状」について。
あまり聞き慣れないかもしれませんが、実は特定の犬種や手作り食のワンちゃんには意外と多いトラブルなんです。これを放置すると、皮膚の状態がどんどん悪化してしまうことも…。
でも、安心してください。正しく原因を知ってケアすれば、またあのツヤツヤの毛並みを取り戻せる可能性は十分にあります。
この記事では、亜鉛不足特有のサインから、お家でできる食事ケアまで、私の失敗談や経験も交えながら詳しく解説していきますね。
◆このサイトでわかる事◆
- 亜鉛不足で起こる皮膚トラブルの具体的特徴
- 目や口の周りに出やすい「パンダ目」のような症状
- 肉球が硬くなる「角化症」の見分け方
- 亜鉛欠乏症になりやすい犬種(ハスキーなど)
- 手作り食で陥りやすい栄養バランスの落とし穴
- 動物病院での診断方法と治療の流れ
- 自宅で実践できる食事療法とサプリメント活用法

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犬の亜鉛不足の症状とは?
◆この章のポイント◆
- 目の周りや口元の皮膚トラブル
- 肉球が硬くなる角化症
- 毛並みの悪化と脱毛
まず最初に、「亜鉛不足」が引き起こす具体的な症状について見ていきましょう。
「亜鉛」といってもピンとこないかもしれませんが、皮膚や被毛の健康を保つのにめちゃくちゃ重要なミネラルなんです。これが足りなくなると、体のあちこち、特に皮膚に顕著なサインが現れます。
ここでは、飼い主さんが日常のスキンシップの中で「あれ?」と気づけるような、代表的な3つの症状を深掘りしていきます。もし当てはまるものがあれば、要チェックですよ。
目の周りや口元の皮膚トラブル
一番分かりやすい特徴と言われているのが、顔周りの異変です。
特に目の周りや口の周りの皮膚が赤くなり、毛が抜けてしまう症状がよく見られます。
これ、見た目がちょっと痛々しいんですよね…。
目の周りの毛が抜けて皮膚が赤く露出するので、まるで「パンダ」のような見た目になってしまうこともあります。専門的には「眼鏡状」なんて表現されることもありますが、飼い主からすれば心配でたまりませんよね。
実はこれ、ただの皮膚炎と間違われやすいんです。「アレルギーかな?」と思ってアレルギー対策フードに変えても良くならず、検査したら亜鉛不足だった、なんて話もよく聞きます。
皮膚と粘膜の境目(目、口、肛門など)に症状が出やすいのが、この病気の大きな特徴なんです。
もし愛犬の顔を見て、「最近、目の周りがただれてる気がする…」と感じたら、それは単なる涙やけではないかもしれません。
肉球が硬くなる角化症
次にチェックしてほしいのが「肉球」です。
普段のお散歩のあと、足を拭くときに触ってみてください。
亜鉛が不足すると、皮膚の細胞分裂がうまくいかなくなり、皮膚が分厚く硬くなってしまうことがあります。これを専門用語で「角化症(かくかしょう)」と呼びます。
本来ならプニプニしているはずの肉球が、ガサガサに乾燥して、ひどい場合はカチカチに硬くなり、ひび割れてしまうことさえあるんです。
これ、人間で言うと冬場のかかとのひび割れみたいなイメージでしょうか。
歩くたびに痛みが走ることもあるので、ワンちゃんが散歩を嫌がったり、足を地面につけるのをためらったりする仕草を見せたら要注意です。
「年のせいかな?」なんて見過ごされがちなんですが、若いワンちゃんでも亜鉛不足なら起こり得ます。
肉球だけでなく、肘(ひじ)やかかとなど、圧力がかかる部分も硬くなりやすいので、合わせて触って確認してみてくださいね。
| POINT 肉球や肘のチェックポイント ・触るとガサガサ、カチカチしている ・白っぽく粉を吹いている ・深いひび割れや出血がある |
毛並みの悪化と脱毛
3つ目は、全体的な「毛並み」の変化です。
亜鉛は毛を作るためにも欠かせない栄養素なので、不足するとテキメンに毛ヅヤが悪くなります。
「最近、ブラッシングしても毛がパサパサしてるなぁ…」
「色が薄くなった気がする(退色)」
そんな風に感じたことはありませんか?
さらに進行すると、毛が束になって抜け落ちたり、皮膚にカサブタ(痂皮)ができたりします。
カサブタといっても、怪我をした時のようなものではなく、フケが固まったような、ちょっと脂っぽい感じのものです。
私が以前見たワンちゃんは、背中の毛がまばらになっていて、皮膚が赤黒く変色していました。
飼い主さんは「皮膚病の薬を塗ってるけど治らない」と嘆いていましたが、原因が栄養(亜鉛)にあるなら、塗り薬だけでは根本解決しないんですよね。
毛ヅヤの消失は、体からの「栄養が足りてないよ!」というSOSかもしれません。
犬の亜鉛不足の症状が出る主な原因
◆この章のポイント◆
- 遺伝的な吸収不全と好発犬種
- 手作り食やフードの栄養バランス
- 成長期やストレスによる消費増
症状が分かったところで、次は「じゃあ、なんで亜鉛不足になっちゃうの?」という原因の部分をお話しします。
ここを知っておかないと、いくら薬で症状を抑えても、また再発してしまう可能性がありますからね。
実は原因は一つではなく、生まれつきの体質だったり、毎日のごはんだったりと様々です。
「うちは高級なフードをあげてるから大丈夫!」と思っていても、意外な落とし穴があるかもしれませんよ。
遺伝的な吸収不全と好発犬種
まず知っておきたいのが、生まれつき「亜鉛を体に取り込むのが苦手」な体質のワンちゃんがいるということです。
これを専門的には「特発性亜鉛反応性皮膚症(タイプI)」なんて呼びますが、難しい言葉は覚えなくて大丈夫です。
要は、普通にごはんを食べていても、腸で亜鉛をうまく吸収できない遺伝子を持っているということ。
特に以下の犬種(好発犬種)によく見られます。
- シベリアン・ハスキー
- アラスカン・マラミュート
- サモエド
- ブル・テリア
北方系の犬種が多いですね。
もしあなたがこれらの犬種と暮らしていて、若い頃(1〜3歳くらい)から皮膚トラブルを繰り返しているなら、この遺伝的な要因を疑ってみてもいいかもしれません。
「えっ、遺伝なら治らないの?」と不安になるかもしれませんが、生涯にわたって亜鉛を補給し続けることで、症状をコントロールできるケースがほとんどです。
悲観せず、「この子の個性なんだな」と受け止めてケアしてあげることが大切だと、私は思います。
手作り食やフードの栄養バランス
次に多いのが、食事の内容によるものです。
最近は愛犬のために手作り食を頑張っている飼い主さんも多いですよね。その愛情は本当に素晴らしいと思うんです!
でも、実はそこに落とし穴があることも…。
亜鉛が不足する原因として、単純に食事に含まれる亜鉛の量が少ないこともありますが、もっと厄介なのが「他の栄養素が亜鉛の吸収を邪魔してしまう」パターンです。
例えば、以下の成分を摂りすぎると、亜鉛の吸収が悪くなると言われています。
- カルシウムの過剰摂取
- 穀物や豆類に含まれるフィチン酸
「良かれと思ってカルシウムサプリを足していた」「穀物メインの安いフードを与えていた」といったことが、実は亜鉛不足の引き金になっているかもしれません。
手作り食の場合、亜鉛を多く含むレバーや牡蠣などを毎日適量入れるのは結構難しいんですよね。
私自身、栄養学を勉強するまでは「野菜とお肉を煮込めばOKでしょ!」なんて大雑把に考えていましたが、ミネラルのバランス調整って本当に繊細なんです。
手作り食派の方は、一度専門家にレシピを見直してもらうのも一つの手ですよ。
| POINT 食事で気をつけること ・カルシウムサプリの過剰投与はNG ・穀物中心の安価なフードは見直す ・手作り食なら亜鉛サプリの併用も検討 |
成長期やストレスによる消費増
最後は、体内で亜鉛がたくさん使われてしまい、供給が追いつかなくなるケースです。
特に大型犬の成長期(子犬の時期)は、体を作るために大量の亜鉛が必要になります。
体がグングン大きくなるグレート・デーンやラブラドール・レトリバーなどの大型犬では、普通のフードを食べていても、成長スピードに亜鉛の摂取量が追いつかず、一時的に不足症状(タイプII)が出ることがあります。
また、意外かもしれませんが強いストレスや慢性的な下痢なども原因になり得ます。
ストレスがかかると体内の亜鉛がどんどん消費されてしまうそうなんです。人間でもストレスで肌荒れしたりしますよね。あれと似ているのかもしれません。
「最近、環境が変わってワンちゃんが落ち着かないな…」というタイミングで皮膚が悪化したなら、ストレスケアと同時に栄養補給も考えてあげてください。心と体は繋がっている、ということですね。
犬の亜鉛不足の症状への対策とケア
◆この章のポイント◆
- 動物病院での診断と検査
- 亜鉛サプリメントの活用
- 亜鉛を多く含む食材と食事
さて、ここまで症状と原因を見てきましたが、一番気になるのは「じゃあ、どうすれば治るの?」ということですよね。
ここからは、具体的な対策とケアの方法についてお話しします。
自己判断でサプリをあげる前に、まずは現状を正しく把握することが大切です。
遠回りに見えるかもしれませんが、確実に治すためのステップを一緒に確認していきましょう。
動物病院での診断と検査
まず大前提として、「亜鉛不足かな?」と思ったら、自己判断せずに動物病院へ行くことを強くおすすめします。
なぜなら、皮膚のトラブルは、アレルギー、細菌感染、寄生虫(ダニなど)、ホルモン異常など、他の病気でも似たような症状が出るからです。
病院では、皮膚の一部を採取して顕微鏡で見たり(皮膚生検)、血液検査で血中の亜鉛濃度を測ったりして診断を確定させます。
ただ、獣医さんによっては「まずはアレルギー検査から」となる場合もあるので、「ネットで見て、亜鉛不足の症状に似てる気がしたんです」と、飼い主さんの気づきを伝えるのもアリだと思います。
私も診察の際、遠慮して言わずに後悔したことがあるので、今は「素人の勘違いかもしれませんが…」と前置きして、気になったことは全部伝えるようにしています。
飼い主さんの「いつもと違う」という直感は、診断の大きな助けになるはずですよ。
亜鉛サプリメントの活用
診断の結果、亜鉛不足(亜鉛反応性皮膚症)だと分かったら、治療のメインは「亜鉛の補給」になります。
多くの場合は、動物病院で処方される亜鉛サプリメントや内服薬を使うことになります。
「サプリを飲むだけで本当に治るの?」と半信半疑になるかもしれませんが、これが驚くほど効果的なことが多いんです。
原因が単純な欠乏であれば、数週間から1ヶ月程度で赤みが引いたり、毛が生えてきたりといった改善が見られるケースが多いです。
ただし、注意点があります。
人間用の亜鉛サプリを勝手にあげるのは危険です。過剰摂取になると中毒症状(嘔吐や貧血など)が出るリスクがあるからです。
必ず獣医師の指示に従って、体重に合った適量を与えるようにしてくださいね。「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
亜鉛を多く含む食材と食事
サプリメントと並行して、毎日の食事を見直すことも大切です。亜鉛を多く含む食材をトッピングしてあげるのも良い方法ですね。
犬が食べても大丈夫な、亜鉛豊富な食材には以下のようなものがあります。
- 豚レバー、牛レバー(ビタミンA過剰に注意して少量ずつ)
- 赤身の肉(牛肉やラム肉など)
- 卵黄
- 牡蠣(加熱必須!でも塩分や別のリスクもあるので犬用おやつなどが無難)
我が家では、週に数回、茹でた豚レバーを少しだけフードに混ぜています。食いつきも良くなるし、一石二鳥です。
ただし、先ほどもお話ししたように、カルシウムの多い食材や穀物の多いフードと一緒にあげると吸収が悪くなるので、組み合わせには工夫が必要です。
食事療法は毎日のことなので大変かもしれませんが、愛犬の体が喜ぶごはんを作っていると思うと、ちょっと楽しくなりませんか?
「食べることは生きること」。愛犬の体は、あなたが選んだ食事で作られていることを忘れないでくださいね。
| POINT 食事ケアのコツ ・レバーや赤身肉をトッピング ・吸収を阻害する穀物類を控える ・良質なタンパク質中心のフードを選ぶ |
まとめ:犬の亜鉛不足の症状
いかがでしたでしょうか?
「犬の亜鉛不足」について、症状から対策までを一通りお話ししてきました。
愛犬の目の周りが赤くなったり、肉球がガサガサになったりするのは、見ていて辛いものです。
でも、それが「亜鉛不足かもしれない」と気付けたあなたは、解決への第一歩をすでに踏み出しています。
この病気は、適切な診断とケアさえあれば、決して怖いものではありません。
私自身、愛犬のトラブルを通じて「栄養って本当に大事なんだな」と痛感しましたし、ケアして良くなった時のあの安堵感は忘れられません。
もし今、愛犬の皮膚トラブルで悩んでいるなら、一人で抱え込まずに動物病院で相談してみてください。
そして、今日のお話が、あなたと愛犬の笑顔を取り戻す小さなきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。
どうか、あなたのワンちゃんが一日も早く元気になりますように。
本日のまとめ
- 亜鉛不足は皮膚に顕著な症状が出る
- 目の周りや口元の赤み・脱毛(パンダ目)は要注意
- 肉球が硬くガサガサになる「角化症」も特徴的
- シベリアン・ハスキーなどは遺伝的に発症しやすい
- 手作り食の栄養バランスの崩れも原因になる
- カルシウム過多や穀物(フィチン酸)は亜鉛の吸収を妨げる
- 大型犬の成長期やストレス時も消費が増えて不足しがち
- 自己判断せずまずは動物病院で診断を受けること
- 治療の基本は亜鉛サプリメントの投与
- 人間用サプリは中毒のリスクがあるためNG
- 食事にレバーや赤身肉を取り入れるのも有効
- 適切なケアで数週間で改善が見込めることが多い
- 飼い主の「いつもと違う」という気づきが早期発見の鍵
- 生涯のケアが必要な場合もあるがコントロールは可能
- 愛犬の体は食べたもので作られていると意識する

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参考サイト
環境省_自然環境局 総務課 動物愛護管理室
公益社団法人 日本獣医師会
ペットのおうち
公益社団法人 日本動物病院協会
日本動物高度医療センター


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