こんにちは、管理人のdoggoです
愛犬が同じ場所をぐるぐる…その姿を見て、ただのクセかな?と思いつつも、胸のざわつきが止まらない。
そんな経験はありませんか。特にシニア期に入ったワンちゃんが見せるその行動は、私たち飼い主にとって大きな不安の種になりますよね。
この記事では、そんなあなたの不安を解消するために、老犬がぐるぐる回る行動の裏に隠された真実を徹底的に掘り下げていきます。単なる老化現象で片付けてしまう前に、知っておくべきことがあるかもしれません。
◆この記事でわかる事◆
- 老犬がぐるぐる回る行動の裏にある7つの主な原因
- 認知症や脳の病気といった医学的な可能性について
- ストレスや不安が行動にどう影響するのか
- すぐ動物病院へ行くべき「危険なサイン」の見分け方
- 自宅で今すぐ始められる愛犬のための安全対策とケア
- 動物病院で獣医師に的確に症状を伝えるための準備
- 診断後の愛犬とどう向き合い、穏やかな毎日を過ごすか

愛犬の「食べない」に終止符を。手作り食レシピから生まれた『モグワン』
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老犬がぐるぐる回るのは病気のサイン?考えられる7つの原因
◆この章のポイント◆
- ① 認知症(認知機能不全症候群)の可能性
- ② 前庭疾患による平衡感覚の乱れ
- ③ 脳腫瘍やてんかんなどの脳神経の病気
- ④ 中耳炎・内耳炎といった耳のトラブル
- ⑤ 白内障など視力低下による不安
- ⑥ ストレスや不安のサイン
- ⑦ 体の痛みや不快感の表現
愛犬が、まるで出口のない迷路に迷い込んだかのように、同じ場所をぐるぐると回り続ける。その姿を見ていると、「どうして…?」と胸が締め付けられるような思いになりますよね。
単なる老化によるクセや、寝る前の儀式のようなものであれば良いのですが、実はその行動の裏には、ワンちゃんからのSOSが隠されている可能性があります。特にシニア期に入った子の場合は、注意深く観察してあげる必要があります。
この章では、老犬がぐるぐる回る行動の背景にある、考えられる7つの主な原因を一つひとつ丁寧に解説していきます。認知症や脳の病気といった深刻なものから、耳のトラブル、ストレスまで、原因は多岐にわたります。
それぞれの原因の特徴を知ることで、愛犬の「なぜ?」を理解し、適切な次のステップに進むための第一歩になります。あなたの愛犬に当てはまるものがないか、一緒に確認していきましょう。
① 認知症(認知機能不全症候群)の可能性
老犬がぐるぐる回る原因として、最もよく知られているのが「犬の認知症(認知機能不全症候群)」です。
人間と同じように、犬も年を重ねると脳の機能が低下し、認知症を発症することがあります。
目的もなく同じ場所をウロウロと歩き回ったり、ぐるぐると旋回したりするのは、認知症の代表的な症状の一つなんです。
私も以前、15歳の子の飼い主さんから「夜中に突然起きて、朝までずっとリビングを回り続けるんです」と相談を受けたことがあります。
他にも、壁に向かって進み続けたり、狭い場所に入り込んで動けなくなったり、名前を呼んでも反応が鈍くなったりするといった症状が見られる場合、認知症の可能性がより高まります。
これは、方向感覚や空間認識能力が低下しているために起こる行動なんですね。
② 前庭疾患による平衡感覚の乱れ
急に、まるで自分が酔っ払ってしまったかのように、愛犬がふらつきながらぐるぐる回り始めたら、「前庭疾患」を疑う必要があります。
前庭器官は、耳の奥にあって体のバランスを保つ、いわば「ジャイロセンサー」のような役割をしています。
この部分に異常が起きると、自分の体が傾いていると勘違いしてしまい、まっすぐ歩けずぐるぐると回ってしまうのです。
前庭疾患の特徴的な症状としては、ぐるぐる回るほかに、首が片方に傾いたままになる「斜頸(しゃけい)」や、眼球が左右や上下に揺れる「眼振(がんしん)」が見られます。
突然発症することが多く、飼い主さんを驚かせますが、原因によっては治療で改善することも多い病気です。
③ 脳腫瘍やてんかんなどの脳神経の病気
考えたくはないかもしれませんが、脳腫瘍や脳炎、てんかん発作の一部など、脳神経系の深刻な病気が原因で旋回行動が引き起こされることもあります。
うーん、これはどう説明したらいいか…脳の中に何か異常が起きることで、正常な行動のコントロールが効かなくなってしまう、というイメージでしょうか。
特に、常に同じ方向にばかり回り続ける、意識が朦朧としているように見える、けいれんを伴うなどの場合は、緊急性が高いと考えられます。
また、行動に変化が見られるだけでなく、食欲がなくなったり、元気がなくなったりといった他の体調不良を伴うことも少なくありません。
教科書的には様々な原因が挙げられますが、現場の感覚としては「いつもと何かが決定的に違う」という飼い主さんの直感が、最も重要なサインになる気がします。
④ 中耳炎・内耳炎といった耳のトラブル
耳のトラブルが、まさかぐるぐる回る原因になるなんて、意外に思われるかもしれませんね。
しかし、中耳炎や内耳炎が悪化すると、先ほどお話しした平衡感覚を司る前庭器官にまで炎症が及ぶことがあります。
そうなると、結果的に前庭疾患と同じような症状を引き起こすのです。
頻繁に頭を振る、耳をしきりに掻く、耳から異臭がするといったサインが見られる場合は、耳の病気が原因かもしれません。
特に垂れ耳の犬種は耳のトラブルを起こしやすいため、日頃からの耳のチェックが大切になります。
「たかが耳の病気」と侮っていると、平衡感覚にまで影響が出てしまう可能性があるということですね。
⑤ 白内障など視力低下による不安
老犬になると、白内障などでだんだんと目が見えにくくなってきます。
私たち人間も、真っ暗な部屋の中では手探りで壁伝いに歩くように、犬も視力が低下すると、空間を把握するのが難しくなり不安を感じます。
その不安から、壁や家具に沿ってぐるぐると歩き続けてしまうことがあるのです。
これは、何か目印になるものを頼りに行動することで、少しでも安心感を得ようとしているのかもしれません。
物に頻繁にぶつかるようになった、暗い場所で動きたがらないなどの行動が見られたら、視力の低下が関係している可能性を考えてみましょう。
⑥ ストレスや不安のサイン
病気だけが原因ではありません。
犬は、強いストレスや不安を感じた時に、自分の気持ちを落ち着かせるための「常同行動」として、同じ行動を繰り返すことがあります。
自分のしっぽを追いかけてぐるぐる回るのも、その一種です。
老犬の場合、聴力や視力の低下、体の痛み、留守番の増加など、様々なことが不安の引き金になります。
環境の変化、例えば引っ越しや家族構成の変化なども、大きなストレスとなり得ます。
もし、特定の状況下(例えば、飼い主が出かける準備を始めた時など)でぐるぐる回るのであれば、それは不安のサインかもしれません。
⑦ 体の痛みや不快感の表現
言葉を話せない犬にとって、行動は重要なコミュニケーション手段です。
関節痛や腹痛など、体のどこかに痛みや不快感がある場合、その苦痛から逃れようとして、あるいは気を紛らわせようとして、ぐるぐると歩き回ることがあります。
これはまるで、私たち人間が歯が痛い時に部屋の中を歩き回ってしまうのと似ていますね。
特定の場所を触られるのを嫌がる、起き上がるのをためらう、なんだか落ち着きがないといった様子が見られる場合は、どこかに痛みや不快感を抱えている可能性を考える必要があります。
ぐるぐる回るという行動だけでなく、そうした細かな変化にも目を向けてあげることが大切です。
老犬がぐるぐる回る行動で見過ごせない危険なサイン
◆この章のポイント◆
- 同じ方向にばかり回り続ける
- 頭が傾いている(斜頸)
- 目の揺れ(眼振)が見られる
- 食欲不振や嘔吐を伴う
- 壁や家具に何度もぶつかる
- すぐに動物病院へ行くべき症状
「ぐるぐる回るのは、歳のせいかな…」と様子を見ているうちに、取り返しのつかないことになってしまうケースも、残念ながら存在します。
老犬がぐるぐる回る行動の中には、単なる老化現象やクセではなく、緊急性の高い病気が隠れているサインが紛れています。
では、どのような症状が見られたら、私たちは「これはただ事ではない」と判断すべきなのでしょうか。
この章では、飼い主として絶対に見過ごしてはならない「危険なサイン」を具体的に解説します。これらのサインは、愛犬の命に関わることもある重要な指標です。
一つでも当てはまる場合は、迷わず動物病院へ向かう決断が必要になります。愛犬の小さなSOSを見逃さないために、しっかりと知識を身につけておきましょう。
同じ方向にばかり回り続ける
右回り、左回り、愛犬が回る方向はいつも同じですか?
もし、取り憑かれたように常に同じ方向にしか回らない場合、それは脳の異常を知らせるサインかもしれません。
以前は「左回りだと脳腫瘍の可能性が高い」などと言われたこともありましたが、現在では回る方向だけで病気を特定することはできないとされています。
重要なのは、回る方向に一貫性があるかどうかです。
脳の片側に腫瘍や梗塞などの障害が起きると、体のコントロールがうまくいかなくなり、障害がある側へと旋回し続けることがあります。
気まぐれに右に回ったり左に回ったりするのではなく、常に一定方向への旋回が見られる場合は、注意が必要です。
| POINT 旋回する方向がいつも同じなのは危険なサイン 脳の障害により、体の片側がコントロールできなくなっている可能性がある どちら回りかということよりも「一貫性」が重要 普段からどちら回りの癖があるか観察しておくと、異常に気づきやすい |
頭が傾いている(斜頸)
愛犬の頭が、意識していないのに自然と片方にコテンと傾いていませんか?
これは「斜頸(しゃけい)」と呼ばれる症状で、ぐるぐる回る行動と同時に見られる場合、前庭疾患の可能性が非常に高いです。
平衡感覚を司る前庭に異常が生じているため、自分の頭がまっすぐな状態なのか、傾いているのかが分からなくなってしまっているのです。
まるで、船の上にずっと乗っているような感覚かもしれません。
まっすぐ歩こうとしても体が言うことを聞かず、傾いている方へと同じ場所をぐるぐると回ってしまいます。
この症状は突然現れることが多く、飼い主さんをパニックにさせてしまいがちですが、これもまた重要な受診のサインです。
目の揺れ(眼振)が見られる
愛犬の目をじっと見てみてください。
黒目が左右や上下に、まるで振り子のように小刻みに揺れていませんか?
この症状は「眼振(がんしん)」と呼ばれ、これも斜頸と同様に、前庭疾患や脳の異常を示す典型的な症状の一つです。
自分の意思とは関係なく眼球が動いてしまうため、犬自身も強いめまいを感じており、その結果としてふらつきや旋回行動が現れます。
眼振は、ぐるぐる回る原因がどこにあるのかを探る上で、非常に重要な手がかりとなります。
一見分かりにくいかもしれませんが、「なんだか焦点が合っていないな」と感じたら、注意深く瞳を観察してみてください。
食欲不振や嘔吐を伴う
ぐるぐる回るという行動の変化だけでなく、食欲が全くない、水を飲まない、嘔吐や下痢を繰り返すなど、全身的な体調不良が見られる場合は、事態はより深刻かもしれません。
特に、前庭疾患による強いめまいは、激しい吐き気を引き起こすことがあります。
また、脳の病気や体のどこかの強い痛みが原因である場合も、食欲不振は顕著に現れます。
「食べない」というのは、犬が発する最も分かりやすい体調不良のサインの一つです。
行動の異常に加えて、こうした消化器症状が見られる場合は、迷わず獣医師の診察を受けてください。
壁や家具に何度もぶつかる
ぐるぐると回りながら、壁や家具にゴツン、ゴツンと何度も体をぶつけている。それでも方向転換できずに、同じ場所でぶつかり続ける…。
この行動は、単に目が見えにくいというだけでなく、認知症や脳の病気によって、空間認識能力が著しく低下していることを示唆しています。
そこに障害物があると認識できない、あるいは、ぶつかってもどうすれば避けられるのかが判断できなくなっている状態です。
あ、いや、待てよ。
もしかしたら、自分の体のコントロールが効かず、意図せずぶつかってしまっているのかもしれません。
いずれにせよ、怪我の危険性も非常に高いため、放置しておくことはできません。
すぐに動物病院へ行くべき症状
これまで挙げてきたサイン以外にも、「これは緊急事態だ」と判断すべき症状があります。
それは、けいれん発作を起こしたり、ぐったりして意識が朦朧としたりする場合です。
ぐるぐると回った後に、突然バタンと倒れて手足を突っ張るような動きが見られたら、それはてんかん発作や脳の重篤な病気の可能性があります。
また、呼びかけに全く反応しない、体がぐにゃぐにゃで力が入らないといった意識障害も、一刻を争う状態です。
このような場合は、夜間や休日であっても、救急対応している動物病院にすぐに連絡してください。
老犬がぐるぐる回る時に飼い主ができる自宅での対処法
◆この章のポイント◆
- 叱らずに優しく見守ることの重要性
- 部屋の安全対策(家具の角の保護など)
- 滑りにくい床材への変更
- 生活リズムを整えてあげる
- サプリメントなどを活用した栄養面のサポート
愛犬の異常行動を目の当たりにして、まず動物病院へ連れて行くべきだと分かっていても、診断が下るまでの時間、そして診断後の生活において、私たち飼い主が家でできることは何かないだろうか、と考えるのは当然のことです。
もちろん、病気の根本的な治療は獣医師に任せるべきですが、愛犬が少しでも安全で快適に過ごせるように、生活環境を整えてあげることは、飼い主にしかできない重要な役割です。
この章では、危険なサインが見られない場合や、病院で診断を受けた後のホームケアとして、飼い主が自宅で実践できる具体的な対処法をご紹介します。
叱ったり無理に止めさせたりするのではなく、愛犬の状況を理解し、寄り添うケアを心がけることが大切です。今日からすぐに始められることもありますので、ぜひ参考にしてください。
叱らずに優しく見守ることの重要性
まず、ここだけは絶対に譲れないポイントでして、それは「絶対に叱らない」ということです。
ぐるぐる回る行動は、犬自身も自分の意思でコントロールできずに困っている状態です。
そこで飼い主がイライラして叱ってしまうと、犬はさらに強い不安を感じ、症状が悪化してしまう可能性があります。
偉そうに言ってますが、私自身、今もこれで悩んでるんですよね。
心配だからこそ、つい「やめなさい!」と強い口調になってしまう気持ちは痛いほど分かります。
でも、犬にとっては、信頼する飼い主から突き放されたように感じてしまうかもしれません。
無理に止めさせようとせず、「大丈夫だよ」と優しく声をかけ、穏やかな気持ちで見守ってあげることが、何よりの心のケアになります。
部屋の安全対策(家具の角の保護など)
ぐるぐる回る行動で最も心配なのが、家具などにぶつかって怪我をしてしまうことです。
特に、空間認識能力が低下している場合は、何度も同じ場所で頭をぶつけてしまうことがあります。
そこで、家具の角にはコーナーガードを付け、ぶつかっても安全なように保護してあげましょう。
人間の赤ちゃん用のグッズがとても役立ちますよ。
また、犬が入り込んで出られなくなりそうな狭い隙間は、クッションや段ボールなどで塞いでおくと安心です。
犬が主に過ごす部屋のレイアウトをシンプルにし、障害物を減らして、安全に回れるスペースを確保してあげることも大切です。
| POINT 家具の角にコーナーガードを設置する 狭い隙間はクッションや家具で塞ぐ 床に物を置かず、障害物を減らす サークルなどを活用して安全な行動範囲を確保する |
滑りにくい床材への変更
老犬になると足腰が弱り、ツルツルと滑るフローリングの上では踏ん張りが効かなくなります。
ましてや、平衡感覚が乱れていたり、自分の意思とは関係なく回り続けていたりする状態では、転倒のリスクは非常に高くなります。
犬が歩く動線には、滑り止めのマットやカーペットを敷いてあげるようにしましょう。
これは、ぐるぐる回る症状がある子だけでなく、すべてのシニア犬にしてあげたい配慮ですね。
足元が安定するだけで、犬は大きな安心感を得られます。
転倒による骨折などの二次的な怪我を防ぐためにも、床の滑り対策はすぐに見直してあげてください。
生活リズムを整えてあげる
特に認知症の場合、昼夜が逆転してしまい、夜間に活動的になってぐるぐると歩き回ることが多くなります。
これを少しでも改善するために、意識的に生活リズムを整えてあげることが効果的な場合があります。
例えば、日中はカーテンを開けて太陽の光を浴びさせ、適度な刺激を与えてあげること。
無理のない範囲で短い散歩に連れて行ったり、優しくマッサージをしてあげたりするのも良いでしょう。
そして、夜は部屋を暗くして静かな環境を作り、「今は寝る時間だよ」と教えてあげるのです。
体内時計を正常な状態に近づける手助けをしてあげることで、夜間の徘徊が少しでも落ち着く可能性があります。
サプリメントなどを活用した栄養面のサポート
脳の健康維持をサポートする栄養素を、食事に取り入れてあげるのも一つの方法です。
例えば、DHAやEPAといったオメガ3脂肪酸や、抗酸化成分などは、認知機能の維持に役立つとされています。
最近では、こうした成分を配合した犬用のサプリメントや、シニア犬向けの療法食も数多く販売されています。
もちろん、サプリメントだけで病気が治るわけではありませんが、獣医師に相談の上で、治療と並行して栄養面からのサポートを考えてみるのも良いでしょう。
余談ですが、私が個人的に試して良かったと感じたのは、人肌程度に温めたヤギミルクにサプリを混ぜて与える方法です。
食欲が落ちている時でも、これなら喜んで飲んでくれることがありました。
老犬がぐるぐる回る問題で動物病院を受診する際のポイント
◆この章のポイント◆
- 獣医師に伝えるべき情報とは
- 事前に動画を撮影しておくことの勧め
- 考えられる検査と治療法
- 診断後の愛犬との向き合い方
愛犬の心配な症状を見て、「病院へ連れて行こう!」と決心したものの、いざ診察室に入ると緊張してしまい、何をどう伝えればいいのか分からなくなってしまった…そんな経験はありませんか?
限られた診察時間の中で、獣医師に正確な情報を伝えることは、的確な診断への一番の近道です。特に、ぐるぐる回るという症状は、診察室では再現されないことも多いため、事前の準備が非常に重要になります。
この章では、動物病院を受診する際に、飼主として準備しておくべきこと、そして獣医師に伝えるべき情報について、具体的なポイントを解説します。
また、病院でどのような検査が行われる可能性があるのか、そして診断が下された後、私たちがどのような心構えで愛犬と向き合っていけば良いのかについても触れていきます。
不安な気持ちを少しでも和らげ、落ち着いて受診に臨むための準備を一緒に始めましょう。
獣医師に伝えるべき情報とは
診察の際には、獣医師にできるだけ多くの情報を正確に伝えることが重要です。
ただ「ぐるぐる回るんです」と伝えるだけでなく、「いつから」「どんな時に」「どのくらいの時間」「どの方向に」といった具体的な情報を整理しておきましょう。
記憶だけに頼らず、事前にメモにまとめておくと安心です。
ここだけの話ですが、獣医師も人間です。
飼い主さんからの情報が多ければ多いほど、診断の精度は格段に上がります。
以下の項目を参考に、情報を整理してみてください。
- いつから始まったか(例:3日前の夜から急に)
- どんな時に回るか(例:寝起き、食後、常に)
- 回る方向(例:いつも右回りで、左には回らない)
- 他の症状はあるか(例:頭が傾いている、食欲がない、嘔吐した)
- 最近、環境の変化はあったか(例:引っ越した、新しいペットが来た)
- 普段の様子との違い(例:名前を呼んでも反応が薄い)
事前に動画を撮影しておくことの勧め
これ、ハッキリ言って一番大事かもしれません。
それは、実際にぐるぐる回っている様子を、スマートフォンなどで動画に撮影しておくことです。
というのも、犬は動物病院という慣れない環境では緊張してしまい、家で見られる症状が全く出ないことがよくあるからです。
「病院に来たら、急にシャンとしちゃって…」なんて、本当によくある話なんです。
百の言葉で説明するよりも、数十秒の動画を見せる方が、獣医師には遥かに多くの情報が伝わります。
回り方、スピード、ふらつき具合、目の動き、頭の傾きなど、動画には診断のヒントが満載です。
余裕があれば、いくつかの異なる状況での動画を撮っておくと、さらに役立ちます。
考えられる検査と治療法
動物病院では、飼い主さんからの問診と、撮影してきた動画を元に、身体検査が行われます。
神経学的検査で歩き方や体の反応をチェックしたり、耳鏡で耳の中の状態を確認したりします。
原因をさらに詳しく調べるために、血液検査やレントゲン検査、超音波検査などが行われることもあります。
そして、脳の病気が強く疑われる場合には、より高度な検査としてCT検査やMRI検査が提案されるかもしれません。
治療法は、当然ながら原因によって全く異なります。
内耳炎であれば抗生剤、前庭疾患であればめまいを抑える薬、認知症であれば進行を緩やかにする薬やサプリメントが処方されます。
獣医師とよく相談し、愛犬にとって最善の治療法を選択していきましょう。
診断後の愛犬との向き合い方
病名が何であれ、診断が下された後、最も大切なのは飼い主さんの心の持ちようです。
特に、認知症や脳腫瘍など、完治が難しい病気だと告げられた時のショックは計り知れません。
「もっと早く気づいてあげていれば…」と自分を責めてしまうかもしれません。
でも、犬はそんなこと望んでいません。
彼らが一番安心するのは、大好きな飼い主さんが、今までと変わらず、笑顔でそばにいてくれることです。
病気になった愛犬と向き合うのは、辛いことも多いかもしれません。
でも、残された時間をどうすればこの子が一番幸せに過ごせるかを考えて、できる限りの愛情を注いであげてください。
結局、私たちって何を求めてるんでしょうね。
理屈じゃないんですよね、こういうのは。
老犬がぐるぐる回る問題に関する総括
本日のまとめ
- 老犬がぐるぐる回る行動は単なる老化現象とは限らない
- 最も多い原因の一つは犬の認知症(認知機能不全症候群)である
- 首の傾きや目の揺れを伴う場合は前庭疾患の可能性が高い
- 常に同じ方向に回り続けるのは脳の病気のサインかもしれない
- 中耳炎や内耳炎など耳のトラブルが原因でふらつくこともある
- 視力低下による不安から壁伝いに歩き回るケースもある
- ストレスや体の痛みが原因で同じ行動を繰り返すこともある
- けいれんや意識障害が見られたらすぐに救急病院へ連絡すること
- 愛犬の行動を叱らず優しく見守ることが何よりも大切
- 部屋の危険な箇所を保護し滑り止めマットを敷くなど安全対策を行う
- 病院へ行く際は症状の動画を撮影していくと診断に非常に役立つ
- いつからどんな風に回るかなど具体的な情報をメモにまとめておく
- 治療法は原因によって様々なので獣医師とよく相談する
- 診断後は飼い主が落ち着いて愛犬との残された時間を大切に過ごす
- 飼い主の不安は犬に伝わるため笑顔で接してあげることが一番の薬

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参考サイト
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